多重債務者を救済する

一度借金の泥沼に陥ってしまうとなかなかその沼から抜け出せなくなるものです。借金を返す為の借金を重ねる事になります。その為に借りられるところがあれば次々と借金を重ねる人を多重債務者といいます。多重債務者は世間常識に疎い無知で気弱い人です。そのため自分の負い目を誰にも相談できず益々泥沼に引きずり込まれます。しかし、彼等を単なる弱者と捉えるのは間違いです。なかには借りるだけ借りて返せなくなると自己破産すればいいと考えている若者に多く出会いました。実際に自己破産しています。安易に借金が出来る社会に問題があります。そこで多重債務者を極力生まないよう貸し出し総量規制という法律で規制が始まりました。貸付契約には個人と法人がありますが総量規制は個人貸付のみが対象で貸付総額が年収の三分の一まで規制されます。しかしこの規制は信販会社と消費者金融会社のみで銀行は対象外です。実際の多重債務者はそれら金融機関の借り入れだけではなくアウトサイダー的な金融業者からの借り入れが殆どで、この法律が出来たお陰でますます即日融資先を求めて闇深く出入りせざるを得なくなっています。闇金融業者にしてみれば借りたい者が居る以上貸して儲けようとするのは当然の成り行きです。多重債務者を救済する根本的方策は難しいようです。世の中、審査なし即日融資の広告宣伝がネットで街で溢れかえっています。これら宣伝広告こそ規制すべきではないでしょうか。